「聴く」鑑定士に:ゲートキーパー研修を修了して

先日、市開催のゲートキーパー養成研修を受けてきました。

ゲートキーパーとは、直訳で門番を意味します。自殺を考えるほどつらい心を抱えている人に寄り添い、門番のような役割をする人を意味してつけられた名です。

身近な人が、大切な人の自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応を図ることを目指し、悩みを解決していく道案内の役割を果たそうとする試みを指します。

そのステップは「気づき」「聴き」「つなぎ」「見守る」。

もし、このようなつらい思いを抱えていらっしゃる人が占い師である私のもとに来られたなら、このうちの「聴く」ことがメインとなってきます。

どのような姿勢で、どのようなことを意識すれば良いのか。

大切なことを知っておくためにも、学んでおこうと受講しました。

目次

悩みを話せる相手が占い師ならば

「死を意識するほどつらい」ということを、ひとときの関係である占い師になら話そうと思う方がおられた場合、私は占いと同時に、どうすべきか、してはならないのか、知っておく必要があると感じていました。

カウンセリングという観点からすでに学んでいる部分もあるにせよ、改めて、より自殺予防にフォーカスした役割上での補足事項を専門の先生による言葉で聞いておくことができて大変良かったと思っています。

少しでも手前の段階で

私にも大切な人が「死」を意識しているとわかることが過去にあり、私もつらい思いをしたことがあります。

本人のつらさがどれだけ深いかに気付かされるほど、自分の無力さに悲しくなり、だからこそひたすらに「聴く」と「見守り」の段階を続けました。

深刻な時期はひとまず超えてしばらく経ち、このゲートキーパーの役割で言えば、「見守り」の段階へ。

神妙さん

受講後、ゲートキーパー研修修了証をいただきました

今後、占いという現場において、どういったことを私が知っておくべきかに気づけた研修でした。

奈良県 相談窓口

ならこころのホットライン

(なら県精神保健福祉センター)0744-46-5563 9:00-16:00

奈良いのちの電話協会

0742-35-1000 24時間365日

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